YouTubeで広告収入からの収益化をするためには
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 直近1年間でYouTubeでの動画総再生時間4000時間以上
この2つの条件をクリアする必要があります。
せっかくなのであれば、手っ取り早く上記2つの条件をクリアし、YouTubeのチャンネル開設から最短で収益化を目指したいですよね。

ここでは、YouTube収益化のための2つの条件を効率よくクリアする方法と、収益化に成功した後に気をつけるべき点について詳しくお話ししますね。
目次
YouTubeの収益化に合格するために必要なこと
YouTubeチャンネルを開設したばかりの頃は「よーし、沢山動画を投稿するぞー!」と、誰もが気合いに満ち溢れています。
しかし、ただやみくもに動画をYouTubeに投稿するだけでは、なかなかチャンネル登録者数が増えず、YouTubeの収益化を図ることはできません。
収益化のための条件を効率よくクリアするには、キチンとした戦略を練ることが必要です。
- 編集技術
- 高機能なカメラ
- 笑いのセンス
こう言ったものはあくまで戦略を支えるための手段で即収益に結びつくわけではありません。
最初にきちんとした戦略を立てることができれば、youtubeでその後の動画投稿も楽になるので、収益化の条件もクリアしやすくなり路頭に迷うことがありません。
よく初級〜中級youtuberによくありがちな「色々なジャンルを投稿しすぎて何のチャンネルなのか分からない」といった現象を防ぐことができます。
チャンネルコンセプトを明確に決める
あなたのチャンネルのコンセプトを明確に決めましょう。
コンセプトとは「全体を通した基本的な考え方」という意味です。
YouTube上では収益化の条件をクリアするためにも
- 「誰に見て欲しい内容なのか?」
- 「どんな感情を抱いて欲しい動画なのか?」
に置き換えて考えます。
例えば料理動画の場合、「単に自宅のキッチンに立って料理する動画」だけでは、コンセプトが弱いので収益に影響しません。
なぜなら「一人暮らしを始めた料理素人の20代男性」と「一度で大量の料理を作りたい節約思考な40代主婦」とでは、同じ料理でも求めているものが違うからです。
youtubeで料理動画を見る視聴者の立場になって考え、収益化の2つの条件をクリアするために「どんな人に価値を届けられる動画なのか?」を、他者目線で分析していく必要があります。
- どの年齢層に?
- 何を?
- どんな感情で見て欲しいのか?
検索キーワードを狙う

検索キーワードとは、YouTubeの検索窓でよく検索される言葉のことです。
例えば「タピオカ」と検索窓に入力してみると、
- 「タピオカ_作り方」
- 「タピオカ_asmr」
- 「タピオカ_大食い」
これが検索キーワードです。
YouTubeの検索キーワードから、世の中でどういった動画が流行っているのかを知ることができます。
流行っている動画に近いものを作ることで、収益化の条件を満たすためにチャンネルを育てて行けますね。
実際に「タピオカ」と検索してみるとHikakinを始めとする多くの人気youtuberが動画を作っていることが分かります。
これは偶然の一致ではなく、彼らが世の中の「タピオカブーム」に乗っかり、検索キーワードを意識した動画を作って収益化しているからです。
YouTube収益化を加速させるには、流れに乗っかることも大切です。
検索からの動画流入を狙うには、youtubeに投稿した動画のタイトルや説明欄に必ずそのキーワードを入れるようにしてください。
そうすることで関連動画に表示されやすくなり、収益化の条件を満たしやすくなります。
編集効率を上げる仕組みを作る
YouTubeに1本動画を投稿する一連の流れはけっこう大変です。
実際には動画編集だけでなく、
- サムネイルの作成
- タイトル・説明文
- タグ
- 終了カード設置
慣れないうちは5分程度の動画でも半日以上かかることもあります。
この一連の流れを継続できない人が、YouTubeをリタイアしてしまい収益できないまま去っていきます。
そうならないためにも、編集効率は3分でも5分でもあげていきましょう。
そのためには「自分ルール」と「流れ」を作る必要があります。
- 「毎回冒頭ではこんな挨拶をする」
- 「テロップは45pxの赤文字を使う」
- 「BGMは〇〇を使う」
- 「画面切り替えはこのエフェクトを使う」
など自分ルールを1つずつ固め、youtubeに動画を投稿するまでの編集時間を少しでも削減していきましょう。
毎回決まった時間に投稿する
完成した動画を、やみくもな時間にyoutubeに投稿するのは避けましょう。
夜中の3時に投稿するより、YouTubeを開いている人口が多い夜19時に投稿した方がはるかに見られる回数が多くなります。
youtube収益化の条件であるチャンネル登録者数と総再生時間をクリアするには、見る人が多い時間帯に投稿する方が良いですね。
また、ある程度形が定まってきたら、毎回同じ時間に投稿することをオススメします。
その理由は2つあり、1つ目は視聴者に「この人の動画はこの時間に上がる」というルールを覚えてもらえるからです。
人気TV番組でも、放送時間や曜日がコロコロ変わったことで、視聴者が離れていくケースがあります。
逆に「その曜日・その時間はこの動画」と認知されれば、自然と視聴者の頭の中の番組表に組み込まれます。
そうすることで、動画が公開された直後に見てもらえる回数が増え収益も増えます。
これが2つ目の理由に通ずることでもあり、YouTube上では動画投稿をした直後の再生数(伸び率)も重要な指標だといわれております。
youtubeに動画を投稿する際は、できるだけ同じ時間帯・同じ曜日に投稿することをおすすめします。
収益化の条件をクリアするためにも、審査に通過しやすくなるためにも、投稿する時間を意識しましょうね。
上級者やうまくっている人のマネをする

いきなり自分でオリジナル動画を作るのでなく、まずは人気youtuberのマネをする所から始めてみましょう。
マネと言うとちょっと聞こえが悪いですが、今はチャンネル登録者数100万人を超えている有名youtuberも、最初から全てオリジナル作品を作っていた訳ではありません。
誰もがyoutuberの「はじめしゃちょー」や「Hikakin」の企画をマネして、そこから少しずつ自分達のオリジナル要素を追加し、人気を得て収益を増やしてきました。
どんなビジネスやアイデアも、最初はモデルとなる完成型があります。
youtubeも同じで完成された動画をモデルにして、同じように作るといろんなものが見えてきます。
すでに流行っているものを真似することで、再生数が多くなるので収益化の条件をクリアしやすくなります。
最初は形をマネて、そこから徐々に自分の個性・オリジナル要素を付け足していきます。
自分の個性や強みが分からない時は、周りに自分の動画を見てもらうことをオススメします。

他人はあなた以上にあなたのことを客観視できるので、思わぬあなたの強みを引き出してくれるかも知れませんよ。
短期間で多くのファンを獲得したYouTuberとその戦略
これからYouTubeを始めたいあなたは
- 「今から始めるのは遅すぎるんじゃないか?」
- 「収益化のハードルは高いのでは?」
と少なからず不安な気持ちになっていると思います。
しかし、YouTubeはチャンネル開設時期が早い人間が有利な年功序列の世界ではありません。
始めた時期が遅くても、半年間で何十万人のチャンネル登録者を獲得し月に何十万・何百万という収益化に成功したyoutuberも沢山います。
後から参入しても、youtubeに投稿した動画がハネれば、収益化の条件も思ったより簡単にクリアできるかもしれませんね。
今回は「短期間で多くのファンを獲得したYouTuberとその戦略」について具体例を出して解説していきます。
とっくんのYouTubeチャンネル【料理×コアなアニメ】

1人の男性が、少年ジャンプの人気アニメ「NARUTO」に出てくる大蛇丸の声マネをしながら料理を作っているチャンネルです。
最初の動画を投稿したのが2019年11月27日。
そこから2ヶ月も立たないうちにチャンネル登録者数は35万人を超え、20本ほどの動画投稿で収益化に成功しています。
声マネのクオリティは確かに高いですが、決してこだわった編集や企画をしている訳ではありません。
ありきたりな男の1人料理に悪役キャラクターの声マネを加えたことで「3分クッキング」と「人気アニメ」がコラボしているのようなギャップと面白さを、視聴者にうまく伝えています。
こういった2つの軸を武器にする事で唯一無二のチャンネルにできると強いですね。
よめ子【料理×節約術】

「旦那の月収が15万円なので1週間食費3500円生活」というコンセプトの料理チャンネルです。
投稿動画わずか15本ほどでチャンネル登録者数が15万人を超えており、遅咲きyoutuberの収益化の成功事例です。
見るとわかる通り映像の綺麗さはありますが、特に面白いことをしている訳ではないんですね。
ではなぜこれだけの人気を得て収益化できたかというと、答えはコンセプトの上手さにあります。
月収15万円という限られた条件でも「楽しく・丁寧な暮らしをする」という考えで、節約志向な主婦層から多くの共感ポイントを得ています。
人は他人の自慢話より、失敗談や不幸な姿により親近感を抱きます。
月収15万円の夫婦という、一見どこにでもいそうな家庭を作り上げたことも上手なポイントですね。
EvisJap/えびすじゃっぷ【ナンパ×エンタメ】
イケメン男子3人組が素人の女の子をお持ち帰りできるか検証するという、ちょっとゲスい恋愛系チャンネルです。
一番最初に投稿された動画(2018年11月)が160万回以上視聴され、わずか1年足らずでチャンネル登録者数15万人以上を突破した、今話題の人気youtuberです。
彼らの外見や3人の掛け合いが面白いのもありますがそれ以上に動画1つ1つの起承転結がハッキリしており、つい結果が気になって最後まで観てしまうものが多いのがポイントです。
YouTubeでは動画の視聴維持率が大事と言われていて収益化の条件をクリアしても継続するためにも意識した方が良いポイントとなっています。
最後まで観てくれる割合の高い動画ほど、YouTubeに評価されます。
結果多くの人に観てもらうようになり、収益化できるチャンネルになります。
「動画を最後まで観てもらう」というのは、チャンネル登録者数を増やし、収益化につなげる1つの重要なポイントであると言えますね。
進撃のY / Y’s Rebellion【スポーツ×無謀な挑戦】

「もしもヘタクソがキックを100万回練習したら?」
2020年1月1日に投稿されたこの動画は、300万以上再生され話題になりました。
サッカー素人がとにかくシュートの練習をするというシンプルな内容ながら、そのコンセプト作りの上手さはプロ並です。
YouTube上にはたくさんのサッカー動画がありますが、そのほとんどが「W杯のスーパープレイ集」や「ドリブル上達のポイント」など、普段からサッカーをよく見る人を対象にした内容です。
一方このチャンネルは「サッカーを通じて人間の成長していく姿」を映しています。
100万回という一見無謀な回数を掲げることで、普段サッカーに興味がない人も取り込めた事が、大きな成功ポイントです。
この人自身はYouTube内に広告を張っていないので収益化は求めていないようです。
このチャンネルを見ると、編集技術やトークスキルではなくコンセプトがいかに大事かが分かりますね。
俺たち天下のゆとりーマン【社会人あるある×エンタメ】

「ホワイト企業の1日」や「ブラック企業の休日」など社会人のリアルをちょっと面白おかしくネタにした、4人組のyoutuberです。
社会人の方にとっては「あ〜わかる」と言った共感ポイントが多く散りばめられており、ついつい自分ごとのように当てはめてしまいます。
「仕事がつらい・会社を辞めたいと苦しい思いをしているサラリーマンと共感をわけあい、社会の理不尽や苦しいことをはすべて笑いに変える」というコンセプトが、多くの社会人に刺さっているのではないでしょうか。

社会人友達何人かで集まれば、かなり近いコンセプトのチャンネルが開設出来そうですね。共感ネタも、youtubeで収益化するためには良いですよね。
収益化に成功したYouTube中級者が失敗する3パターン
チャンネル登録者数が1,000人を超え、自分のYouTube動画に広告が表示され収益化できると、大きな喜びを感じます。
しかし一度収益化に成功したからと言って、その後トントン拍子で上手く行く訳ではありません。
むしろ目の前の収益にだけ目を奪われ、これまでのチャンネル登録者が離れて失敗してしまうケースも多々あります。
そこで収益化に成功したYouTube中級者が失敗する具体的な3パターンと、そうならないための対策を解説します。
広告のムダ打ちによる視聴者離れ
YouTuberでは、広告費×再生回数×広告視聴回数が、自分の収益になります。
そして10分以上の長時間動画には、自分の好きなタイミングで広告を設置する事ができます。
沢山貼れば貼るほどその回数だけ広告収入が入るようになりますが、当然視聴者の画面に表示される広告回数も多くなります。
中には収益のことしか考えておらず、全ての動画を「10:01」「10:05」など無理くり10分以上に作成するyoutuberも多くいます。
youtubeで、より沢山の広告収入を得たい気持ちもありますが、視聴者が呆きないように過度な広告設置は控えましょう。
コンセプトから外れた企画による既存ファンの離脱
「なかなかチャンネル登録者数が伸びない」「視聴回数が上がらない」「収益が伸びない」これはどんなyoutuberにも共通する悩みです。
そして、チャンネル登録者が少し増えてきた中級youtuberほど、新しいファンを増やすため全く違った企画を始めるパターンがあります。
例えばペット好きな視聴者を増やそうと、犬や猫などのペットを新しく飼い始めるyoutuberがいます。
しかしそれまで「料理番組」や「カップルの日常」という企画だったチャンネルにいきなりペットが出ても、突発的な登録者数が増えても、その後の動画の再生回数が増えることはほぼありません。(実際にそのペットの投稿動画が1〜2回で終わっていることがその証拠です。)
せっかく動画を投稿しても収益がアップするどころか減ってしまっては、悲しいですね。
新しいことにチャレンジしなくては..!という危機感は大事ですが、あくまで当初のコンセプトを守り続けた上での挑戦が大切です。
せっかく集めたチャンネル登録者を失うのは、YouTubeの収益化ができても廃れてしまうので気をつけましょう。
コメント・視聴者の声を真に受けすぎる
チャンネル登録者数が増えるにつれ、視聴者からのコメント数も増えてきます。
中には「こんなことやってほしい!」というコメントをくれる人もいて、ついつい最初は真に受けて企画にしてしまいがちです。
しかしコメントでリクエストをくれる方のほとんどは、既にあなたのYouTube動画を何度も観てくれているファンです。
つまり「あなたのことを知っている人の声」であって「新しい視聴者のニーズ」ではないのです。
YouTubeのチャンネル登録者数を増やすには
②新しい視聴者を取り込む

youtubeでのリクエストやコメントを反映させた動画を投稿する際は、その内容が「ファン向けの独りよがりな動画になっていないか」という視点を持つ事が大切です。ファンが離れてしまっては、せっかくYouTubeの収益化ができたのに収益が減ると言うことになってしまいますね。
YouTube収益化のチャンスが得られるおすすめ3サイト
さて、YouTubeで効率よく収益化できるチャンネルに育てるには、情報収集が欠かせません。
ここではYouTube収益化の多くのヒントが得られる3つのサイトについて紹介します。
ノックスインフルエンサー

NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)はYouTubeに関する情報を、無料かつリアルタイムで収集できる、とても便利な分析ツールです。
自分の知りたいyoutuberの名前を検索すれば「えっ、こんなことまで知っちゃって大丈夫?!」と言った情報を瞬時に知ることができます。
NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)を使うと、情報を集めたいyoutuberの下記の内容が分かります。
- Youtube Adsenseの推定収益(月間)
- チャンネル登録者数の伸び率(過去1年)
- 1日の視聴回数
- 国/地域別ランキング
そのyoutuberの
- 「どんな動画が人気なのか?」
- 「視聴者からどんなコメントがきているのか?」
youtubeで人気の動画がわかれば真似をして、収益化を加速させることが可能です。
YouTube研究室

これからYouTuberを目指す人同士で情報交換する事を目的にしたYouTuberのためのサイトです。
サイトとは別に専用のLINEオープンチャットがあり、約500人いるグループチャット内では、YouTuber同士の情報交換が日々活発に行われております。
そこから得たアンケート結果などをWebで公開しており、中には登録者数が100万人以上の人気YouTuberも使っているようです。
これからYouTubeを始めたい・駆け出しYouTuber同士で高め合いたいという方は、知っておいて損はないサイトです。
ここから情報を取って収益アップにつながるかもしれませんね。
YDS(Youtube Direction Scool)
これからYouTuberのような動画編集ができるようになりたい人を支える、当サイトのYDS(Youtube Direction Scool)です。
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まとめ
YouTubeの収益化のポイントと注意点についてお話しさせて頂きましたが、いかがでしたか?
しっかりとした戦略と知識を身につけておけば、同じスタートラインに立った人同士でも、その後の結果が全然違ってきます。
youtubeで収益化できた後の注意点も頭に入れて、自分のチャンネルを育てて行きましょう。

是非これまでの情報をもとに、収益化できるYouTubeでの動画作成にお役立て下さい。
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