youtube動画を作るとき、バックミュージックなど入れていますよね、この時著作権に抵触しない音楽を使うようにしていますか?

youtubeでは、ここ何年か特に著作権に厳しくなっているようですので、使う音楽も著作権に違反しないものを選ぶ必要があります。

有名なアーティストの音楽を使ってみたい気持ちはわかりますが、それはヤバイです!

ムーハームーハー

著作権ってどういうものか?youtubeで使う音楽はどこまでがOKでどこからがNGなのかについて解説しますね。

youtube動画で著作権に違反しない音楽って何?

ここ最近、ニュースでも著作権の問題が放送されているので、この名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

youtube動画にカッコイイ音楽が使われていますが、著作権のことを知ると、音楽を使うのはどこまでがOKなのかって悩みます。

ここでは、よく聞く著作権や、youtubeで著作権に違反しない音楽を見つける方法などをご紹介しますね。

著作権について知っていないとヤバイ!

出典元:公益社団法人著作権情報センター

ここ何年か漫画やアニメを違法にアップロードしていて著作権違反だと言うニュースを目にしていると思います。

この著作権って、どんなものなのかを知っておくことが重要ですね。

著作権は知的財産権(知的所有権)の中に含まれていて、著作権法でその権利が守られています。

著作権は文化的な創造物を保護の対象としていて音楽もここに含まれています

YouTubeの動画に著作権で保護されている音楽を使うと著作権法違反となってしまいます。

著作権法に違反すると民事で請求と怖い罰則があります。

被害者が告訴すると

  • 個人の場合は、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金
  • 法人の場合は、3億円以下の罰金

が課せられます。

著作者人格権や実演家人格権を侵害した場合は、5年以下の懲役または500万円以下の罰金が課せられます。

私たちに関係する著作権法違反の罰則は上記2つですね。

YouTubeで動画を作って投稿する時、しっかりと音楽の著作権も考慮しないと痛い目にあってしまうので注意してくださいね。

ただ、この法律で「被害者が告訴」した場合と言うのが肝で、告訴されないと罰則が適用されません

もし、今まで作った動画でYouTubeに投稿しているものに使っている音楽がヤバそうだったら音楽を入れ替えましょう

参考サイト:公益社団法人著作権情報センター

使っちゃいけない音楽ってどこまで?

出典元:公益社団法人著作権情報センター

では、YouTube動画で著作権に触れる音楽ってどんなものかと言うと、わかりやすいのは有名なアーティストの作品ですね。

著作権の保護期間は、

  • その著作者の死後70年
  • 作品の公表後70年(公開されない場合は、創作後70年)

となっています。

例えば、クラシック音楽の場合も作曲家が亡くなって70年以上経過していない場合は、著作権があるので、気をつけなくてはいけません。

※「環太平洋パートナシップに関する包括的及び先進的な協定」が2018年12月30日に日本でも適用されたので、保護期間が50年から70年に変更されました。

また、著作権がなくても複製権や公衆送信権などの著作隣接権がある場合も、勝手に演奏したものをCDにしたり、動画にしたりすると問題です。

結論として、YouTubeで使って良いのは、著作権や著作隣接権のない音楽だと言うことです。

弾いてみたって奴は大丈夫なのか

よくYouTubeにある「弾いてみた」っていう動画は著作権違反になる音楽なんじゃないかって疑問ですよね。

現時点では、告訴されることは稀であると言う状態ですが、ずっと大丈夫かと言われるとそうじゃないと思います。

youtubeは、著作権違反をしている海賊版や違法アップロードを無くしたい意図がありますし、立憲の目的も同じところにあります。

コンシェルジュコンシェルジュ

youtubeの意図を汲むのはもちろん、法律違反にならないように著作権フリーの音楽を探して使うか、使用許可の範囲を確認して動画に使いましょう。

youtube動画で著作権違反でない音楽はどこにあるのか?

youtubeで使える著作権に違反しない音楽って、どこにあるのかって思いますよね。

自分の作るYouTube動画のバックミュージックで著作権違反の音楽だからと罰則をもらうのは誰でも嫌ですよね。

ここでは4つの方法をご紹介します。

YouTubeが用意している音楽がある

著作権に神経質になって、動画を投稿されないとYouTubeそのものが廃れてしまいますので、使って良い音楽を用意しています。

自撮りでYouTubeセミナー動画を作る場合も、おしゃれな音楽を流しながら話す方がカッコいいですし、このような動画を多く見かけますよね。

youtubeでは、使っていい音楽のライブラリーを用意してくれていますので、後ほど詳しくご紹介します。

著作権がない音楽も存在するパブリックドメイン

先ほどの著作権がない音楽を集めたサイトも存在しています。

youtubeでちょこっと使うだけなのですが著作権がない音楽だと安心して使うことができます

著作権なし音楽」で検索すると様々なサイトが出てきますので、探してみてくださいね。

パブリックドメインと言うサイトにも、youtubeで使える著作権フリーの音楽がありますので、確認してみてください。

YouTubeの動画で使う場合は、ライセンスのタブをクリックして中身を確認して使ってくださいね。

フリーミュージックパブリックドメイン

無料で音楽を使わせてくれる人もいる

youtubeで使うことを前提に著作権をつけないで音楽を使わせてくれる人も存在します。

フリー音楽素材」などで検索すると出てきます。

甘茶の音楽工房さんやMusuMusuさんの音楽を聞いてみたら、「あ〜、この音楽をYouTubeで使っている動画があるよね」って思う音楽がありますよ。

このように、youtubeで著作権を気にせず使える音楽を提供してくれている人がいますので、利用規約をしっかり読んで使うようにしてくださいね。

めっちゃ安全なのは自作する音楽

とは言え、やっぱり著作権が気になってYouTube動画に使う音楽をネット上から探すのはちょっとねと思うあなたは、自作しちゃうのも1つの手です。

最近ではフリーで使える作曲ソフトもたくさんありますので、youtubeで使い方から説明する動画も撮っちゃうと無駄がないですね。

コンシェルジュコンシェルジュ

youtube動画に使うミュージックの著作権を確認しても心配な人は、自作の音楽を使えば安心です。

YouTubeが提供している2つのサービス

でも、自力でyoutube動画に使う著作権フリーの音楽を探すのは面倒だと思う人や、著作権の範囲を確認してもイマイチわからない人もいますよね。

そんな人は、youtubeが提供している2つのサービスを使うことも可能です。

著作権に関するサービスと使って良い音楽の2つのサービスを見てみましょう。

音楽ポリシー(その曲を使うとどうなるか?がわかる)

youtubeでは音楽の著作権に関する情報を使う曲ごとに表示したページを作ってくれています。

このページにある曲を確認するとその著作権所有者が設定した今の時点でのポリシーが表示されます。

youtube動画に使う場合に著作権をどこまで保護するのかを、その所有者が独自に決めた内容になっているので、ここにある音楽全ての設定が違います。

このページにない曲もありますが、一旦検索してあればポリシーを見ると良いと思います。

例えばマイケルジャクソンの曲を使う場合、

このように、そのままだと再生をブロックされることがありますが、カバー演奏をした場合は、再生されると書かれていますね。

このように、確認できますので、一度検索してから音楽を使うようにしましょう。

youtube音楽ポリシー

オーディオライブラリー (無料の曲や効果音)

youtubeでは、もう1つユーザーに提供しているサービスがあります。

著作権を気にしないで使える音楽のライブラリーがあるんです。

このライブラリーには、無料で使える音楽と効果音が用意されています。

youtube動画で、著作権を気にしないで使える音楽や効果音が少しでもあると助かりますよね。

youtubeオーディオライブラリー

ムーハームーハー

特にyoutube初心者さんには、役立つライブラリーだと思いますので、著作権フリーで使える音楽をしっかりと使って行きましょう。

著作権法に違反で逮捕された事例

ここまで著作権には気をつけようと言うお話をしてきましたが、実際に著作権法違反をした実例はあるのか気になりますね。

音楽の事例ではないかもしれませんが、通じるところもあると思いますので、事例を見ておきましょう。

漫画をアップロードして逮捕

2010年に14歳の中学生がyoutubeにワンピースを含む4つの漫画を投稿して著作権法違反で逮捕されています。

これが著作権法違反で逮捕された日本初の事例でした。

youtubeに違法な動画をアップしていることをTwitterでも投稿していたそうです。

漫画雑誌に掲載された作品を週刊誌の販売前にyoutube動画にして投稿していたこの事例は公衆送信権侵害と言う違反でした。

嵐の動画をアップロードして逮捕

こちらは、51歳の会社員がyoutubeに嵐のライブ動画を投稿して逮捕された事例です。

先ほどのは漫画をコマ送りで動画にしたものでしたが、これは動画そのものをアップして逮捕されています。

youtubeに嵐のライブ動画そのものをアップした動画投稿で初の逮捕事例です。

ジャニーズは画像だけでも、ネットにアップすると危ないと聞いていたのですが、動画そのものを投稿してしまっては、逮捕されるのも頷けます。

この男性会社員は嵐のライブDVDを動画にして投稿していたそうです。

やはり、youtubeに違法な動画をアップしたので著作権法の公衆送信権侵害で逮捕されていますので音楽を使うときにも気をつけたいですね。

ほとんどは動画削除

youtubeで動画を投稿し著作権違反で逮捕された事例を2つご紹介しましたが、この後に音楽の問題も含めて逮捕者は出ていません

youtubeの音楽ポリシーページを確認すると著作権を侵害する音楽や動画を投稿した時点でブロックされたりミュートされたりすると書かれています。

違法動画を投稿しても、視聴者が見れなくなっているんですね。

つまりyoutubeに投稿し確認した時に、違法だと投稿者にも分かる状態になっていますよね。

著作権に違反している動画や音楽は、ほとんどが動画削除と言う処分になっています。

実際に逮捕は上記2例しかないのですが、今後もyoutubeで著作権違反の動画や音楽を投稿していても大丈夫と言うことではありません

削除された動画の中には、アカウント停止と言うものもありました。

コンシェルジュコンシェルジュ

違法だと知らずに使っちゃっている場合もあるかもしれませんが、youtubeに使う前に著作権に違反している音楽かどうかを確認する方が安全ですね。

まとめ

youtube初心者さんは、知らない間に著作権違反の音楽や動画を投稿している可能性があります。

今まで逮捕されたのは2例だけなのですが、著作権法という法律は守らなくてはならないものです。

youtubeに動画をたくさん投稿して、収益化もしくは集客をしようと思うのであれば、削除されない動画を作って投稿して行きましょう。

コンシェルジュコンシェルジュ

自分のyoutube動画に使う素材は、画像や音楽も含めて著作権を確認するようにした方が安全です。違反すると初心者で知らなかったでは済まされない法律違反になっちゃうので、本当に気をつけてくださいね。

 


 

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